仕事を知る | わたしたちの仕事
普段どんな仕事をしているのか、またどういった流れで納品されているかご紹介します。普段どんな仕事をしているのか、またどういった流れで納品されているかご紹介します。
目的や用途を明確にすることで印刷物のキャラクターが決まります。名刺一つを取っても、ブランディングのためにデザイン重視にするか、伝えたいことをしっかりとPRするためのツールにするか。そこを漠然としたまま打ち合わせする方もひょっとしたら多いのではないでしょうか。
見せ方(デザイン他、材質も含め)は印刷会社の提案で色々な方法をとることが出来ますが、コンセプト(意図や目的)はお客様がしっかり持たないといけない部分であると考えております。オーバースペックのものを押し売りすることはいけないですし、逆に用が足りてないものを提供することもあってはいけないです。
そして、そのコンセプトをしっかりとカタチに出来るよう導き出すのが我々の仕事です。「とりあえず見積ってみて」から始める依頼主の方も多いですが、まずは相談や打ち合わせから始めてみていただきたいです。その上でご予算に応じたアイデアを提供しております。
お打ち合わせの段階で、ある程度デザインの方向性や紙質含めた仕上りの方向性を決め、お見積りしたのち、注文を受けこの作業に進んでいきます。
印刷会社と携わったことのある方は割とこの「校正」という言葉を見聞きすると思います。
この校正段階では文字や写真の配置、大きさといったレイアウト調整や誤字・脱字の確認が主になってきますが、稀に紙質や印刷方法を変更する場合もあります。印刷工程に進んでしまったら変更がきかないので、疑問に思ったことや、校正で満足いかない部分はこの段階ではっきりと印刷会社に伝えてください。ここで妥協すると納品時にお互い嫌な思いをすることになります。
本番と同じ状態で見本を作成する本紙校正や、色味の確認のみをする簡易校正と種類も様々であり、厳密に色味を気にされない場合はメールなどでPDFファイルでの校正作業のみで終えることも可能です。
ただ校正方法によって価格も変動しますので、ご予算に合わせた校正方法で進めていくことになります。
校正作業を重ねた仕事以外で、お客様が作成された完全データで入稿という仕事も多くなっております。その際、お客様のデータをそのまま印刷するネットショップが多いです。これは販売価格を安くするため、出力チェックや確認作業をしない、またはAI等での簡易チェックでコストダウンを図っているので仕方のないこと。しかし、ネットショップがメインではない当社は工程が違いますので、事前に間違いやミスを見つけ対応するケースも多いです。
万が一お客様が入稿したデータに明らかなミスがあった場合、不自然な箇所があった場合(文章の場合は段ズレや体裁(てにをは、。や内容を除く))に、確認作業をいたします。当社は納品の際に、お客様の残念そうな顔は見たくありませんし、気持ちよく仕事を終えることをモットーとしております。また、多種多様な紙に対応できるよう印刷機も各種設備。加工機も充実しているので、後加工のみという仕事も承っております。
納品は市内ですと直接配達、市外は運送業者を使用して納品いたします。お支払いにつきましては、初めてご利用いただいたお客様、個人のお客様は原則前払い(オプションや仕様変更で差額が出た場合は納品時お支払いいただきます)となっております。次回以降、お取引を継続していただけるお客様には、お支払い方法や締め日などお取引の内容によってご相談を承ります。